カラーグレーディングは、画面全体の色彩をパラメータで包括的に補正するエフェクトです。単体での色調整はもちろん、LUTを適用した後の微細な仕上げにも活用できます。6つのパラメータは既定値でニュートラル(0)に設定されており、エフェクトを有効化しただけでは画面に変化は生じません。

オリジナルエフェクトコントロール
| コントロール | 範囲 | 既定値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 色相 | −180° – 180° | 0° | カラーホイールに沿って画面全体の色相を回転 |
| 彩度 | −1 – 1 | 0 | 色彩の鮮やかさ。−1で完全なグレースケール、1で高彩度化 |
| 明るさ | −1 – 1 | 0 | 全体の明るさを調整。暗部の底色とハイライトを同時に引き上げ |
| コントラスト | −1 – 1 | 0 | 明暗のメリハリ(コントラスト)を調整 |
| 色温度 | −100 – 100 | 0 | 画面の冷暖(ホワイトバランス)を調整。プラスで暖色、マイナスで寒色 |
| 色合い | −100 – 100 | 0 | 色味の微調整。プラスでマゼンタ寄り、マイナスでグリーン寄り |
ここでの明るさは暗部と明部を同時に持ち上げるため、少し白みがかったレトロな退色表現やフェード調の演出に適しています。シーン全体を自然に明るくしたい場合は、露出を調整してください。
色温度と色合いはホワイトバランスの調整に用います。冷暖の基調を整えながらも肌色などの重要箇所の自然な階調を保ち、違和感のない色調補正が可能です。
処理順序
カラーグレーディング内部の各処理は、以下の順序で評価されます:
- ホワイトバランス:冷暖と色合いの偏りを補正。
- 彩度および色相:鮮やかさと全体の色相を調整。
- コントラスト:明暗のメリハリを調整。
- 明るさ:コントラスト適用後に全体の明暗を微調整。
本エフェクトはパイプライン全体においてLUTの直後に実行され、ルックアップテーブルで構築されたトーンの微調整を担います。
最終更新日:2026年11月3日