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Persona

ステージとウィンドウ

コントロールパネルとステージはそれぞれ独立したウィンドウとして動作します。ステージウィンドウは透明・フレームなしの設計で、OBSでの画面キャプチャ専用です。一方のコントロールパネルはタイトルバーを持つ半透明のウィンドウで、ステージウィンドウのキャプチャには映り込みません。

コントロールパネルはタブのない2列構成です。左列には上からシーンセレクターとレイヤー一覧が並び、レイヤー一覧の最後の行は常にステージです。トラッキング・オートメーション・設定の3項目は左列の最下部に固定されています。右列には選択中の項目の詳細設定が表示されます。

項目設定内容
ステージステージウィンドウと現在のシーン:ウィンドウ設定、シーン切り替え、背景、カメラ、ライティング、環境。選択するとレイヤーの選択も解除されます
トラッキングトラッキングソース
オートメーションオートメーションとアバターショートカット
設定シーンに依存しないアプリ共通の設定

これらの項目は、通常のレイヤーと同じ操作で選択できます。

ウィンドウ

ステージパネルの最初のセクションでは、ステージウィンドウ自身の表示サイズ、動作モード、描画要素を設定します。このセクションの設定はシーンのプロパティではなくアプリ全体の共通設定であり、シーンを切り替えても設定値は保持されます。

モード

ステージ → ウィンドウのモードセグメントコントロールで、編集、配信、スタジオの3つの状態を切り替えられます。ステージレイヤー行右側の詳細メニューにも同じ選択肢が用意されており、ステージアイコンが現在のモードをリアルタイムに示します。

  • 編集:既定のモード。トランスフォーム枠、操作ハンドル、上部コントロールバーがすべて表示され、レイアウトの構成や調整に適しています。
  • 配信:配信モード。ステージ上のすべての編集ハンドルと枠線を非表示にし、OBSのウィンドウキャプチャでアバターとシーンのみをクリーンに収録できるようにします。
  • スタジオ:スタジオモード。コントロールパネルのモード行の下にカメラと録画の操作項目を展開し、高解像度の透明背景写真の撮影や動画の録画を行います。ステージレイヤー行のカメラアイコンをクリックすると「ステージ」を選択してスタジオの操作項目までスクロールします(録画中はアイコンが赤くなります)。配信モードとスタジオモードは排他的であり、スタジオに入ると自動的に配信モードは解除されます。

ウィンドウサイズ

ステージウィンドウの解像度サイズを直接指定します。ドロップダウンには主要な配信キャンバスのプリセットが用意されており、縦向きの2種類はTikTokやYouTubeショートに適しています。

プリセットサイズ
横向き1080p1920 × 1080
横向き720p1280 × 720
縦向き1080p1080 × 1920
縦向き720p720 × 1280

カスタムサイズの幅・高さ入力欄では、100~8192ピクセルの範囲で自由な数値を入力できます。入力欄からフォーカスが外れると即座に反映されます。ウィンドウサイズがどのプリセットにも一致しない場合、ドロップダウンにはカスタムと表示されます。ステージウィンドウの枠を手動でドラッグしてリサイズした場合もカスタムに切り替わり、数値がリアルタイムに更新されます。

入力欄の横にあるサイズを保存ボタンをクリックすると、現在のカスタムサイズを登録できます。登録したサイズはドロップダウンのプリセットの下にある保存したサイズグループに表示され、いつでも選び直せます。内蔵プリセットは保存不要のため、選択中はボタンを使用できません。保存したサイズを選択している間、ボタンはサイズを削除に切り替わります。

ここでの数値は論理ピクセル(デバイス非依存ピクセル)です。Retinaディスプレイやスケーリングが有効な環境では、OBSが実際にキャプチャする物理ピクセル数はこの値に拡大率を掛けたものになります。

初回起動時、ステージウィンドウは1920 × 1080で開きます。画面の作業領域がそれより小さい場合は、16:9の比率を保ったまま作業領域の90%以内に収まるよう縮小されます。ステージウィンドウは物理画面の解像度を超えて拡大できるため、ノートPCなどの小さな画面でも縦向きの高解像度プリセットをそのまま適用できます。スタジオモードで写真撮影や動画録画を実行している間は、書き出し途中で画面サイズが変わらないようウィンドウサイズの変更が一時的に無効化されます。また、ステージは基準サイズ(stageReferenceSize)に基づくアダプティブスケーリング機構を採用しており、任意の比率でのリサイズや最大化時にも、2Dと3Dコンテンツの厳密な相対レイアウトと配置が維持されます。

ステージウィンドウを隠す

Windows専用機能です。ステージ → ウィンドウで設定します。

OBSのウィンドウキャプチャを止めずに、ステージをデスクトップから隠します。通常の最小化ではこれができません。ウィンドウが最小化されるとOSが描画サーフェスの合成を停止し、OBSのウィンドウキャプチャは最後のフレームで静止してしまうためです。そのためPersonaは、macOSとLinuxではステージウィンドウの通常の最小化を無効にし、Windowsでは次の最小化操作をすべてステージウィンドウを隠すとして処理します。

  • Win + D(デスクトップ表示)、Win + M、Win + ↓
  • タスクバーボタン
  • ホバーバーの最小化ボタン
  • コントロールパネルのスイッチ

隠している間、ステージウィンドウの不透明度は0になり、マウスクリックは透過します(WS_EX_TRANSPARENT | WS_EX_LAYERED)。ウィンドウは無効化(WS_DISABLED)もされるため、他のウィンドウを閉じたときやデスクトップ表示の後にフォーカスを受け取って再表示されることはありません。デスクトップからは消えますが、タスクバーボタン、コントロールパネルとグループ化された際のタスクバーサムネイル、Alt + Tabの項目は残り、描画も続くため、OBSのウィンドウキャプチャやスタジオでの撮影はそのまま継続できます。

次のいずれかの操作で再表示できます。

  • タスクバーのステージボタンやサムネイルをクリックする
  • Alt + Tabでステージを選ぶ
  • コントロールパネルのスイッチを切り替える
  • トレイメニューのステージウィンドウを選択する

これらの入口からステージを閉じる操作も通常どおり機能します。起動時にステージが隠れたままにならないよう、この設定はセッション限定で、アプリを再起動すると自動的にオフに戻ります。

配信モード

既定ではオフです。有効にすると、ステージ上の選択枠ハンドルおよびFPSカウンターの描画が停止し、OBSのキャプチャ画面にはシーンの内容(および有効化されている場合はインスペクタ)のみが表示されます。上部のドラッグ帯のグリップはホバー時に引き続き表示されるため、配信中もステージウィンドウの移動が可能です。

配信モードはステージ上に描画される編集用UIのみを非表示にします。レイヤー自体の選択やドラッグ操作は引き続き可能で、選択枠の表示だけが隠れます。コントロールパネルは独立した別ウィンドウであるため、キャプチャを隠すための操作は不要です。

配信モードの影響を受けるコントロールは、コントロールパネル上でグレーアウトして無効になります。

  • ハンドルモード
  • 環境パネルのハンドルスイッチ
  • 各ライト行のポインターボタン
  • FPSカウンターを表示(現在の設定値は維持されます)

ライト行のポインターボタンを除き、これらの項目には先に配信モードをオフにするよう促すメッセージが表示されます。ライト行にはメッセージが表示されません。ライト自体のパラメーターは通常どおり編集できるためです。

配信中にローカルディスクのパスやプライベートなウェブアドレスが漏れないよう、配信モードでは次の情報も隠されます。

  • 設定内のプラグインフォルダーのパスはぼかし表示され、ホバーすると表示されます。
  • ウェブページレイヤーのURLはオリジン以外が/***でマスクされます。詳細パネルのコピーボタンからは完全なURLをコピーできます。

インスペクタ

既定ではオフです。有効にすると、ステージの左上にすりガラス調の背景を持つ読み取り専用のモニタリングカードが表示され、上部にLAPLACE Personaのアプリ名とバージョン番号が示されます。このカードはステージ上に直接描画されるため、OBSのキャプチャにも含まれます。配信モード中もインスペクタは非表示にならず、スイッチも自由に切り替えられます。

インスペクタは、コントロールパネルでの選択項目にかかわらず、常に現在のシーンのメインモデルを追従します。情報セクションにはモデルプロパティと同じ詳細仕様(Live2Dモデル情報、VRMモデル情報)が常に展開された状態で表示されます。表示専用であり、モデルセレクターやトラッキング設定は含まれません。

FPSカウンターを表示

有効にすると、ステージウィンドウの左下にパフォーマンス監視ウィジェットがオーバーレイ表示され(上部のドラッグ操作バーとの重複を回避)、独立した2つの実行ループの速度を確認できます。UIはメインスレッドとUI操作のループ(ジェスチャー、トラッキング入力、レイヤー座標計算)、GPUはステージの実際の描画フレームレート(アバター、小物、ポストプロセスエフェクトチェーン全体を含む)を表します。ループが待機状態で描画するものがない場合、該当行は–と表示されます。

どちらも設定上の上限値ではなく実測値であるため、フレームレート制限が正しく効いているかや、シーンに負荷がかかっていないかを診断する際に役立ちます。各行には直近24秒間の履歴グラフが表示されます。ウィジェットをクリックすると表示内容が切り替わります。

モード表示内容
FPSリアルタイムフレームレート(既定)
MS1フレームあたりのJavaScript平均時間
MB使用中のJavaScriptヒープメモリ

配信モードではステージ上の補助オーバーレイが非表示になるため、コントロールパネルの「FPSカウンターを表示」オプションは無効化され、説明が表示されます。「編集」または「スタジオ」モードに戻すと再び切り替えられます(スタジオモードで書き出される写真や動画からはFPSカウンターが自動的に除外されます)。

背景

ステージの背景は、アバターやオブジェクトの背面を定義します。OBSでの透過オーバーレイ用の完全透明、単色塗りつぶし、カスタム画像・動画、3Dパノラマスカイボックス(HDRI)に対応しています。詳細はステージの背景を参照してください。

ウィンドウの動作

Personaは2つのウィンドウで構成され、それぞれが独自の位置とサイズを記憶します。ステージを保存したときのディスプレイが取り外されている場合、ステージは画面外ではなく、保存したサイズのままメインディスプレイの中央に開きます。保存された位置は残るため、そのディスプレイを再接続すると、その間にステージを動かしていなければ元の位置に戻ります。

ステージウィンドウは透明でフレームがなく、リサイズ可能です。システムタイトルバーがない代わりに、上端の高さ28pxの操作ゾーンにカーソルを合わせるとホバーバーが表示されます。

  • 左側:「LAPLACE Persona」のロゴマーク
  • 中央:ドラッググリップ(掴んでウィンドウを移動)
  • 右側:最大化/元に戻すボタン。Windowsではステージウィンドウを隠すを実行する最小化ボタンも並びます

システムのタイトルバーと同様に、バーをダブルクリックするとステージウィンドウを最大化または元のサイズに戻せます。Windowsでステージを最大化すると、ウィンドウ枠でのリサイズとドラッグ移動ができなくなり、中央のグリップアイコンが薄く表示されます。

このバーは編集用ギズモではなくウィンドウ操作用のUIなので、配信モード中もホバーで表示され、配信中でもウィンドウを移動・最大化できます。キャンバスの操作中にマウスボタンを押したまま上端を横切った場合はステージ上の操作として扱われ、バーは表示されません。正確なサイズを指定したい場合は、ウィンドウサイズのプリセットか直接入力を使ってください。

コントロールパネルは標準のタイトルバーを持ち、すりガラス調の半透明ウィンドウです。2列を収められない幅まで縮小すると不透明に切り替わります。初回起動時は2列が並ぶ760 × 720で開き、最小360 × 640までリサイズできます。閉じるボタンを押してもパネルが非表示になるだけで、描画ループやバックグラウンド処理は継続します。

  • 2列の境界線はドラッグで幅を調整できます。左列の最小幅は260px、右列の最小幅は360pxです。調整した幅は自動保存され、次回起動時も維持されます。境界線をダブルクリックすると既定の288pxに戻ります。
  • 詳細ページの上部にはセクションバーが固定表示され、ページ内の折りたたみセクションが順に並びます。チップをクリックするとそのセクションが開き、その位置までスクロールします。現在表示中のセクションのチップはハイライトされます。セクションが2つ未満のページではバーは表示されません。
  • 2列表示では、レイヤーやページごとにスクロール位置が記憶され、戻ったときに前回の位置から再開します。まだ開いていないページは先頭から表示されます。
  • ウィンドウが広い場合、右列の設定項目は最大730px幅で中央に配置され、スイッチとラベルが離れすぎないようになっています。
  • パネルを常に最前面に表示:コントロールパネルをステージや他のウィンドウの上に常に重ねて表示し、ステージで構図を確認しながら設定作業を進められます。既定ではオフで、設定から切り替え可能です(ステージではなくパネル側に適用されます)。
  • メニューバー/タスクトレイのアイコンは設定から非表示にできます。詳細は設定とアップデートを参照してください。

2つのウィンドウのタイトルは異なります。ステージウィンドウは常に「LAPLACE Persona」、コントロールパネルは「コントロールパネル — LAPLACE Persona」(表示言語に合わせて切り替わります)です。OBSのウィンドウキャプチャでは「LAPLACE Persona」を選んでください。コントロールパネルを誤って捉えることはなく、保存済みのソースも引き続きステージに一致します。

ステージ上のアイテムの配置

各レイヤーの位置とズームはウィンドウや他のレイヤーから独立しています。レイヤー一覧で該当レイヤーを選択すると、以下の操作を行えます。

操作効果
ドラッグレイヤーを移動。滑らかな追従と慣性減速が働きます
スクロールカーソル位置を中心としてズーム。ポインター位置は固定
Shift + スクロールレイヤーを回転

3Dシーン内のアイテムには画面上のトランスフォームハンドルも表示され、移動・回転・スケールを直接操作できます。正確な数値入力やパラメーターの範囲については配置を参照してください。

レイヤーのコンテキストメニューから位置をリセットを選択すると既定の構図に戻ります。カメラパネルのカメラをリセットは、3Dオービットカメラを初期位置に戻します。

すべての配置変更は自動保存され、シーン設定の一部として次回起動時に復元されます。

操作の入り口

アプリの各種機能には複数の経路からアクセスできます。

入り口内容
コントロールパネル完全な設定画面:シーンセレクター、レイヤー一覧、およびステージ・トラッキング・オートメーション・設定
パネルメニューLAPLACE Personaについて · はじめに… · ドキュメント · Webコンソール · Discord · LAPLACE Personaを終了
トレイメニューコントロールパネル · ステージウィンドウ · シーンに追加… · LAPLACE Personaについて · 終了

コントロールパネルのタイトルバーにはバージョン番号、アップデートコントロール、アプリメニューが統合されています。パネルメニューにはアプリ共通のコマンドが集約されています。「はじめに…」をクリックすると初回起動の案内を再度表示できます。その下の外部リンクでは、ドキュメントやWebコンソールをブラウザで開いたり(Webコンソールを参照)、公式Discordコミュニティに参加したりできます。

コントロールパネルを閉じてもアプリは終了せず、ステージウィンドウの描画はそのまま継続します。パネルを再び開く方法は次のとおりです。

  • システムトレイメニュー先頭のコントロールパネルを選ぶ(Windowsではトレイアイコンの左クリックでも可能)
  • macOSでは、アプリメニューを使うかショートカット⌘ + ,を押す
  • Windows/Linuxでは、ステージをクリックしてからCtrl + ,を押す

トレイメニュー2項目目のステージウィンドウはステージの復帰に使用できます。閉じている場合は再作成され、ステージウィンドウを隠すで隠されている場合は非表示を解除してフォーカスします。そのためトレイアイコンを隠してもアクセス経路を失うことはありません。また、アプリの実行中にPersonaを再度起動しても(Dockアイコンやスタートメニューのショートカットのクリックなど)、重複したインスタンスは作成されず、開いているステージとコントロールパネルのウィンドウが最前面に表示されます。

OBSキャプチャから編集用UIを隠したい場合は、配信モードを有効にしてください。選択ハンドルやFPSカウンターが非表示になります。コントロールパネル自体はキャプチャ対象外のため、追加の操作は不要です。

顔や身体のトラッキングが動作している最中にアプリを終了しようとすると、停止するソースを確認するダイアログが表示されます。この保護機能はすべての終了操作(パネルメニュー、トレイメニュー、⌘Q、ウィンドウの閉じるボタン、Alt + F4)に適用され、配信中の誤操作による切断を防ぎます。トラッキングが無効な場合は確認なしで即座に終了します。

ステージウィンドウ上に通知トーストがポップアップすることはありません。プラグインAPIのクライアント接続やファイルドロップの完了など、アプリからの重要な通知はOS標準の静かなシステム通知として配信されます。OS側で通知権限が拒否された場合にのみ、コントロールパネル内のバナー表示にフォールバックします。これにより、プラグインのIPアドレスなどの機密情報が配信画面に漏洩するのを確実に防ぎます。

最終更新日:2026年11月4日

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