LAPLACE Persona公式のElgato Stream Deckプラグインは、プラグインAPIを物理キーに割り当て、モデルの切り替え、シーンの適用、シーンプリセットの適用、ショートカットやオートメーションの実行、表情やモーションの切り替え、動的テキストの設定、ステージ上でのアバターの移動・スケーリングをワンタッチで操作できるようにします。
このプラグインはWebコンソールと同じAPIを利用しています。デスクトップアプリでAPIを有効にしてAPIキーを作成するだけで接続できます。
前提条件
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| Stream Deck | バージョン7.1以降(macOS 12+またはWindows 10+) |
| LAPLACE Persona | 起動中、かつプラグインAPIが有効であること |
| APIキー | 設定 → プラグインAPIで生成した有効なキー |
インストール
上のインストールボタンをクリックすると、Stream Deckアプリ経由でインストールされます。Stream Deck内蔵のMarketplaceで「LAPLACE Persona」を検索してインストールすることもできます。インストールが終わると、Stream Deckのアクション一覧にLAPLACE Personaカテゴリが追加されます。
接続設定
任意のアクションをキーにドラッグ&ドロップすると、右側のプロパティインスペクター下部に接続設定フィールドが表示されます。
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| Persona Address | 空欄の場合はデフォルトの127.0.0.1:25034。ホスト、ホスト:ポート、または完全なws:// URLを入力可能 |
| API Key | Personaで生成したAPIキートークン |
この2つの設定はすべてのアクションで共有されるため、どれか1つのアクションで入力すれば全体に反映されます。
接続されると、Personaの接続中のクライアント一覧にElgato Stream Deck(開発者:LAPLACE)が表示されます。
ローカルネットワーク上の別端末にあるPersonaを操作する場合は、対象端末でローカルネットワークからのアクセスを許可を有効にし、アドレスにそのホスト:ポートを指定してください。PersonaのWebSocket通信は平文のws://(TLS非対応)で行われるため、信頼できないネットワークでは前段にTLS対応のリバースプロキシを置き、wss://のプロキシURLを入力してください。
アクション一覧
Activate Scene、Apply Preset、Run Automation、および対象テキストレイヤーを指定するSet Text以外のアクションは、現在のシーンのメインモデルを対象とします。Trigger Hotkeyは、選択したショートカットが属するモデルに対して実行されます。
| アクション | 説明 |
|---|---|
| Switch Model | メインアバターを指定のモデルに切り替えます。シーン内にモデルが存在しない場合は自動で追加されます |
| Activate Scene | 保存済みのシーンを読み込んで適用します |
| Apply Preset | 現在のシーンのレイヤーを保存済みのシーンプリセットへ移動します。現在のシーンにそのプリセットがない場合、キーにエラーが表示されます |
| Trigger Hotkey | ステージ上の任意のモデルのショートカットを実行します。ドロップダウンにはモデルごとに分類されたショートカットが表示されます |
| Run Automation | 指定したオートメーションを実行します。キーボードショートカットを割り当てずに一連の操作を一括実行できます |
| Toggle Expression | 現在のモデルの指定した表情をオン・オフします |
| Play Motion | 現在のモデルの指定したモーションを再生します。再生中にもう一度押すとすぐに停止します |
| Move Model | 指定した方向にモデルを少しずつ移動させます。長押しで連続移動できます |
| Scale Model | 指定した倍率でモデルを拡大・縮小します。長押しで連続スケーリングできます |
| Reset Transform | モデルの位置・スケール・回転を初期状態にリセットします |
| Set Text | 指定したテキストレイヤーの文字列を更新します。既定では一時的(transient)に表示され、「Save to Scene」をオンにするとシーンに保存されます |
モデル、シーン、プリセット、ショートカット、オートメーション、表情、モーションの各ドロップダウン項目は、起動中のPersonaからリアルタイムに取得されます(プリセット一覧は現在のシーンから取得)。プロパティインスペクターを開いている間、オートメーション一覧は変更に合わせて自動で更新され、一時停止中の項目はグレー表示になります。未接続のときは空欄ではなく、接続状態を示すメッセージが表示されます。
Run Automationを使うと、複数のステージ操作を1つのキーにまとめられます。Persona側でオートメーションを作成しておけば、キーボードショートカットを割り当てなくてもStream Deckのキーから直接実行できます。
移動とスケーリング
移動とスケーリングのアクションでは、1回あたりの変化量をカスタマイズできます。キーを長押しすると約300ミリ秒後に連続実行が始まり、その後は100ミリ秒ごとに繰り返されます。途中でエラーが発生した場合はすぐに止まり、キーに警告アイコンが表示されます。
| アクション | パラメータ |
|---|---|
| Move Model | 方向(上・下・左・右)、2D Step(ピクセル単位)、3D Step(ワールド単位) |
| Scale Model | 方向(拡大・縮小)、Factor(スケール倍率、既定値:1.1) |
2Dと3Dのステップ値はそれぞれLive2Dのスクリーンピクセル空間とVRMのワールド空間に対応しているため、1つのキーでどちらのモデル形式もそのまま操作できます。スケーリング範囲はアプリ側の安全上限・下限に収まるため、長押ししても極端に拡大・縮小されることはありません。Factorが1未満の場合は、方向の指定に関わらずその倍率で縮小されます。
キー表示とフィードバック
キーのアイコンにはPersonaのロゴと各アクションのアイコンが組み合わされて表示され、アクション名はStream Deckアプリの言語設定に従います。カスタムタイトルを設定するとアイコンの上に重ねて表示され、カスタム画像を設定するとデフォルトのアイコン全体が置き換わります。
アクションが成功すると一時的にチェックマークが表示され、失敗すると警告アイコンが表示されてプラグインログにエラーが記録されます。長押しによる連続実行中は、画面のちらつきを抑えるためチェックマークを表示しません。
プラグインのUIは現在英語と簡体字中国語に対応しており、Stream Deckアプリの言語設定に従って切り替わります。日本語環境では英語で表示されるため、上の表でも英語のアクション名を使っています。プロパティインスペクター内の設定項目名は英語表記です。
最終更新日:2026年11月3日